資金30万円では、最大でも3銘柄程度に留める
資金が少なくても、なるべく多くの銘柄を買ったほうが儲けられる可能性が広がるのではないか、と考える人もいるかもしれません。しかし、資金30万円からスタートして、まだいくらも増えていない段階で、5銘柄も10銘柄も買うというのはお勧めできません。
なぜなら、資金が少ないのに数銘柄以上も買うということは、1銘柄あたりの投資金額が小さくなってしまうからです。そして、1銘柄あたりの投資金額が小さくなると、どうしても投資効率が悪くなってしまいます。
たとえば、3 万円の銘柄を10本買ったとします。3 万円では50%上昇しても4万5000円にしかなりません。もちろん、購入した10銘柄がすべて50%値上がりすれば問題はありませんが、現実的にはそのようなことはないと言ってよいでしょう。少ない資金であまりに銘柄を分散させてしまうと、結局トータルで見たときにはトントンくらいに落ち着いてしまうケースがほとんどです。そのため、資金がなかなか増えていかないのです。
資金30万~50万円程度の段階では、これぞと思える1~3銘柄程度に絞り込んで集中投資していきましょう。銘柄を幅広く分散して可能性を広げていくのは、資金が増えて100万円に達してからで十分です。
本コラムは情報の提供および学習を主な内容としたものであり、当社独自の調査に基づいて執筆されています。実際の投資の成功を保証するものではなく、本コラムを用いた運用は必ずご自身の責任と判断によって行ってください。本コラムの内容に関して運用した結果については、ライジングブル投資顧問株式会社はいかなる責任も負いかねます。なお、本コラムに記載されているデータや法令等は、いずれも執筆当時(2017年12月)のものであり、変更されていることがあります。
本連載は、自著『資金30万円を巨額資産に大化けさせる 銘柄「乗り換え」株式投資法』(幻冬舎)から一部を抜粋したものです。本コラムは実際の投資の成功を保証するものではありません。本コラムを用いた運用は必ずご自身の責任と判断によって行ってください。本コラムの内容に関して運用した結果については、ライジングブル投資顧問株式会社はいかなる責任も負いかねます。なお、本コラムに記載されているデータや法令等は、いずれも執筆当時(2016年2月)のものであり、変更されていることがあります。
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